エニアグラムの面白いところは、すべてのタイプに固有の強みと弱みがあり、どのタイプが優れているということがない点です。自分の強みを知れば自信につながり、弱みを知れば事前に対策が取れます。この記事では、9つすべてのタイプの強みと弱みを詳しく解説し、それぞれの特性との上手な付き合い方を紹介します。

強みと弱みは表裏一体

エニアグラムにおいて、強みと弱みはコインの裏表のような関係にあります。タイプ1の「高い基準を持つ」という強みは、行き過ぎると「完璧主義で自分を追い詰める」という弱みに変わります。自分の特性がどちらに傾いているかを意識することが、バランスの取れた生き方につながるのです。

弱みは「直す」のではなく「付き合う」

弱みを完全になくそうとするのは現実的ではありません。それよりも、弱みが出やすい状況を知り、その場面での対処法を持っておくことが大切です。Self Poutの無料診断でまず自分のタイプを確認してから、以下の詳細をチェックしてみてください。

タイプ1〜タイプ3の強みと弱み

タイプ1:改革する人

強みは、高い倫理観、正確さ、改善への意欲、責任感の強さです。物事を正しい方向に導く力があり、品質管理や改善提案において力を発揮します。弱みは、完璧主義による自他への厳しさ、柔軟性の不足、怒りの抑圧です。「自分も人も不完全で良い」と許す練習が成長につながります。

タイプ2:助ける人

強みは、温かい人柄、共感力、面倒見の良さ、人間関係を築く力です。チームの潤滑油として欠かせない存在です。弱みは、他者への過度な依存、自分のニーズの無視、見返りを求める傾向です。「自分のために時間を使っても良い」と自分に許可を出すことが大切です。

タイプ3:達成する人

強みは、目標達成能力、効率性、適応力、人を鼓舞する力です。プロジェクトを成功に導くドライブがあります。弱みは、自己価値を成果に依存すること、本当の自分を見失いがちなこと、感情の抑圧です。成果がなくても自分には価値があると知ることが成長の鍵です。

タイプ4〜タイプ6の強みと弱み

タイプ4:個性を求める人

強みは、深い感受性、創造力、本物へのこだわり、感情の表現力です。芸術やデザインの分野で独自の才能を発揮します。弱みは、気分の浮き沈み、自己陶酔、他者との比較による劣等感です。日常の中にある美しさに目を向けることで、バランスが取れやすくなります。性格診断書籍でもタイプ4の創造性についてはよく紹介されています。

タイプ5:調べる人

強みは、分析力、客観性、専門知識の深さ、独立心です。複雑な問題を冷静に解きほぐす力があります。弱みは、感情からの切り離し、対人関係での消極性、孤立傾向です。知識だけでなく体験を通じて世界と関わることが成長につながります。

タイプ6:忠実な人

強みは、責任感、忠誠心、リスク予測能力、チームプレーの精神です。組織の安全と安定を守る番人的な役割を果たします。弱みは、不安や心配の多さ、優柔不断さ、権威への過度な依存です。自分自身の判断力を信頼する練習が大切です。

タイプ7〜タイプ9の強みと弱み

タイプ7:熱中する人

強みは、楽観性、発想力、行動力、場を盛り上げる力です。新しいプロジェクトを立ち上げるエネルギーがあります。弱みは、集中力の持続の難しさ、痛みや退屈の回避、コミットメントへの恐れです。一つのことにじっくり取り組む体験が、深い充実感をもたらします。

タイプ8:挑戦する人

強みは、決断力、リーダーシップ、弱者を守る正義感、実行力です。困難な状況でも前に進む力を持っています。弱みは、支配的になりやすいこと、弱さを見せられないこと、衝動的な行動です。信頼できる人に心を開くことが成長への大きな一歩です。心理学講座ではタイプ8のリーダーシップ開発プログラムも人気があります。

タイプ9:平和を求める人

強みは、調和を生む力、傾聴力、忍耐力、多様な視点への理解です。対立する意見をまとめる調停能力に優れています。弱みは、自己主張の弱さ、先延ばし、怠惰、受動的な姿勢です。自分の意見や望みを表現する小さな練習から始めてみましょう。

強みを活かし弱みと付き合うために

大切なのは、自分のタイプの特性を「良い・悪い」で判断せず、丸ごと受け入れることです。

日常でできる実践

強みが発揮できている場面を意識的に増やし、弱みが出やすい状況ではあらかじめ対策を用意しておきましょう。例えば、タイプ7の方が重要な仕事に集中する必要があるときは、スマホの通知を切り、タイマーで作業時間を区切るなどの工夫が効果的です。

まとめ

エニアグラムの9タイプそれぞれに、かけがえのない強みと向き合うべき弱みがあります。自分のタイプの強みを自覚して活かし、弱みとは賢く付き合っていくことが、充実した人生への道です。Self Poutの無料診断であなたのタイプを確認し、自分だけの強みと弱みのバランスを探ってみてください。

この記事を書いた人

Self Pout こころ編集部

エニアグラム・性格心理学・セルフケアに関する情報を発信。心理学の知見をベースに、自己理解とメンタルヘルスに役立つ記事をお届けします。